春の散歩で見つけた小さな発見
春の訪れ
今日は珍しく晴れ渡った空の下、近所の公園へ散歩に出かけました。冬の間は閑散としていた公園も、春の気配と共に徐々に活気を取り戻しつつあります。
桜はまだつぼみの段階ですが、梅の花は満開で、その香りが風に乗って漂ってきました。立ち止まってその香りを深く吸い込むと、なんだか心が軽くなるような気がしました。
小さな出会い
公園の片隅で、初めて見るような小さな花を見つけました。薄紫色の可憐な花びらを持つその花は、名前を知らないけれど、どこか懐かしいような気持ちにさせてくれました。
スマートフォンで調べてみると、「ムスカリ」という花だそうです。球根から育つ花で、春の訪れを告げる花として親しまれているそうです。初めて知る花の名前に、少し得した気分になりました。
子どもたちの笑顔
公園では子どもたちが元気に遊んでいました。冬の間は室内で過ごすことが多かったのでしょう、春の陽気に誘われて外に出てきたようです。
砂場で真剣な表情で山を作る小さな女の子。かけっこに興じる男の子たち。その姿を見ていると、自分も子どもの頃、同じように春の訪れを感じながら遊んでいたことを思い出しました。
持ち帰った春
帰り際、道端に落ちていた綺麗な形の小石を拾いました。特別なものではありませんが、今日の散歩の記念に机の上に置いておこうと思います。
小さな発見や出会いが、日常に彩りを与えてくれることを改めて感じた春の一日でした。明日からの忙しい日々も、今日感じた春の息吹を思い出しながら、少しずつ前に進んでいきたいと思います。